感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々
マッサージ師、鍼師であり、アスレティックトレーナーでもあるフィジカル系職人が、身体について、スポーツについて、その他よしなし事について綴る、教養系?ブログ
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平成24年度アスレティックトレーナー連絡会議関東ブロック研修会
今日(6月3日)、帝京平成大学池袋キャンパスで、
日本体育協会公認アスレティックトレーナー連絡会議の
関東ブロック研修会が行なわれた。

内容は、
①スポーツ現場における内科的疾患 –呼吸器系を中心に–
  渡部厚一筑波大学人間総合科学研究科講師(スポーツ医学)
②減量時における栄養サポート
  安達瑞保日本体育大学スポーツ局スタッフ
の2つの講義と、各都県別のミーティング。

普段、内科的疾患について研修を受ける機会は多くない。
特に熱中症と心肺蘇生法についての話が多く、
今回のように気管支喘息や過換気症候群、
これらとの鑑別が必要な病気が取り上げられ、
非常に勉強になった。
さらに、呼吸器のリハビリテーションについて触れられたのも、
大変興味深かった。

減量に関わる栄養マネジメントについての話も、
大変面白かった。
特に事例を挙げて、具体的な話が聞けたのが良かった。
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テーマ:スポーツ医学・コンディショニング - ジャンル:スポーツ

遊びの大切さ 外反(扁平)足の男の子
うちの最も年少のクライアントは小1のY.Kちゃんです。

Y.Kちゃんのおばあさんが、
整形外科で『外反足首病』と言われ、                ※1
どんな運動をさせたら良いのかと
相談してきた事がきっかけでした。

『外反足首病』と言う語は聞いた事がなかったのですが、
子供に多い外反(扁平)足のことだろうと考えました。
おばあさんは、Y.Kちゃんが「運動が苦手」で
「運動嫌い」なのでどうしたら良いのかともおっしゃっていました。

私は、まだ小さい子供の場合、
足の筋肉等が発達して外反(扁平)が軽減する可能性があるので、
適切な運動を行なわせることがまず大切で、
そんなに心配する事はないだろうと伝えました。
また、子供というのはリハビリや運動処方で
大人にやらせる様な"◯◯の為の運動”といった型にはまった運動は
やらせることは無理である、
本来子供は楽しい遊びであれば身体を使った運動も大好きになることを
お伝えしました。
つまり、こちら(大人側)は足の筋や関節の発達を促す様な内容を
"楽しい”遊びとして子供に与えれば、
外反(扁平)足を矯正する様な運動を
Y.Kちゃんにもさせる事が出来るであろうと言う見通しを話しました。

そして、結局そのような運動を考え与える役割を
私が引き受ける事になりました。


私が与えている運動の内容は、
体幹部の発達を促す運動、
股関節の運動、
足部の運動、
それらが統合された運動で構成されています。

例えば、マット上で転がったり、
バランスボールなどで遊んだり、
はいはいしたり、
膝の上に直立して歩いたり、
踵を挙げてつま先立ちで歩いたり、
片脚立ちでバランスをとったり、
ケンケンや両足とびをしたり、
そんなことです。

今年最初の回では、
ボール(ソフトギムニク)を投げ落として空中で蹴る遊びをしたところ、
タイミングを合わせられず足の甲で蹴れなかったので、
こちらの投げたボールを両手でキャッチしてから
両手で投げ返す遊びをしてもらいました。              ※2
Y.Kちゃんがボールを両手で投げ返す時、
膝が伸び切ったままで上手く投げられなかったので、
膝の屈伸を使って投げることを教えたら、
10球程でも見違えて上手になりました。
(この技術が一度で定着するとは限りませんが。)

そんな程度の運動内容だったりします。
それでも、Y.Kちゃんが楽しみながら変わってくれる事に
大きな意義があると思っています。
このエピソードでわかるように、
Y.Kちゃんはとても運動経験が少なかったのです。
だから運動技能が拙いのです。
そして運動する意欲が育ちにくかったのです。
私はそこを変える事が、
外反(扁平)足にのみ着目して運動処方するよりも
とても大事な事だと思っています。

週1回ずつやり3ヶ月目に入りましたが、
スイミングでバタ足が上達したり、
走ることや運動全体に自信が出てきて、
前よりも身体を動かすようになったそうです。
肝心な外反(扁平)足は、
もちろんそんな短期間で大きな変化はありませんし、
効果を急いで求める必要もありません。
うちに通う日以外でも、
おばあちゃんと一緒に"遊んでいる”ということに
価値があると思っています。


Y.Kちゃんは、私がテーピングした最年少者でもあります。
運動前に足にテーピングをして、
運動中過度に外反しないように制限しています。
小さい子供なのですぐに「テープを貼ったところが痛い」と言いますから、
痛く無いように確認しながら出来るだけ軽く弱く、
それでいて効果があるようにテーピングします。
一度でOKが出る事はなく、
いつも2~3度やり直ししないとテーピングが完成しません。

まだ、ジャンプなどの足に強い力がかかる運動は、
時々痛そうにする事があるので、
しばらくはテーピングの補助はかかせません。



※1 外反足首病

やはり、正式にはこんな病名はありません。
最初にかかった整形外科の先生の造語?かと思われます。
1月最初の運動の時、違う整形外科で指摘されたそうです。
外反足や外反扁平足と呼ぶ事が一般的だと思います。


※2 足の甲で蹴れなかったので~してもらいました。

ボールの空中で動き(軌道)に慣れてもらう意図もある。
足の甲で蹴るのは、片足での支持力アップや、
ボールを蹴る時の足の甲の感覚を覚えてもらいたかったから。





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テーマ:こどもの病気 - ジャンル:育児

思い出 アメリカンフットボール(東京ガス)
昨日の記事に書いたように、
東京町田で開業していた頃の話です。

開業1~2年目の頃で、
時期は冬の1~2月頃だったかと思います。
仲介して下さる方がいて、
アメリカンフットボールの試合に行って、
主に選手のテーピングをするという仕事をしました。
私は、ほとんどアメリカンフットボールに関わったことは
ありませんでした(今もですけど)。

アメフトは激しい身体接触がある競技なので、
足首(足関節)や膝の捻挫(靭帯損傷)も多く発生します。
これらのケガには、応急処置の時だけでなく、
予防・再発予防にもテーピングが力を発揮します。
アメリカのプロフットボールリーグ(NFL)では、
確か試合前にケガの予防のために
テーピングが義務づけられていたと思いますが、
その頃でも日本の社会人リーグにおいても
テーピングが義務づけられていたのかも知れません。
とにかく責任は重大でした。

その、ほとんどテーピングをするだけという仕事の依頼主に、
東京ガスのアメフトチームがありました。
そのシーズン、東京ガス関東社会人リーグに優勝し、
より上位の東日本社会人リーグ2部との入れ替え戦出場を決めていました。
そして、その入れ替え戦の試合前のテーピングを依頼してきたのでした。

朝、試合会場となる千葉マリーンスタジアムへ行き、
そこで初めて東京ガスの関係者に会いました。
早速、選手達と一緒にスタジアムに入り、
ロッカールームでテーピングを始めました。

とにかく、次から次へと選手が入れ替わり、
選手一人ひとりにテーピングをする部位と
どんな巻き方を希望しているのか、
あるいはけがをしている選手にはどんな症状があるのかを聞き、
その状況に合わせた巻き方を考えてテーピングをしました。
頭の中はフル回転で考え、
それと共に手もできるだけのスピードで動かしました。
足首のテーピングがほとんどでしたが、
足首が太い選手と細い選手とでは全くテープを巻く角度が異なり、
かなりの集中力を要求されました。

選手も終わり近くになった時、
足首にケガを抱えているために足首を深く曲げると痛むという
ワイドレシーバーの選手が来ました。
そこで、足首が深く曲がりすぎないように制限しつつ
必要なだけ足首は曲げることができるがよう工夫して
テープを巻きました。
テーピング後のチェックでも
全く痛みがでないことを確認できました。
こうして、何とか無事全選手のテーピングを終えることができました。
後は、試合中のアクシデントなどに対応するよう、
待機してゲームを見守りました。

さて、この日の入れ替え戦は、
東京ガス東日本リーグへの昇格を、
相手チームは東日本リーグへの残留を賭けた試合でした。
東京ガスは相手にリードを許すも、
接戦で終盤を迎えました。
そして、第4クオーターの残り時間もわずかになった時、
1点差に迫るタッチダウンパスを決めました。
この時タッチダウンパスを受けたのは、
あの足首にケガを持つワイドレシーバーでした。

タッチダウンの後は、
さらに相手ゴール前で1回の攻撃のチャンスがもらえ、                ※1
通常キックでゴール(フィールドゴール?)して1点を加えられますが、
この時東京ガスは1点を追加して同点出終わったのでは、
相手チームが残留し東京ガスは昇格できないことになっていました。
そこで、東京ガスはキック(フィールドゴール)での1点ではなく、
タッチダウンでの2点を狙わざるを得ませんでした。
それは、大変難しいことなのです。
そして、東京ガスは、その難しいトライに成功し、
タッチダウンパスを決めて逆転し、
東日本社会人リーグ昇格を決めたのでした。
そして、最後のタッチダウンパスをキャッチしたのも、
あのワイドレシーバーの選手でした。

自分の仕事が上手くいったという喜びと、
朝来る時には思いもかけなかった劇的なシーンに立ち会えた感動は、
今も心に残っています。


※1 タッチダウンの後、相手ゴール前で1回の攻撃のチャンスがもらえる

トライフォーポイントとかポイント・アフター・タッチダウンと言う(そうだ)。


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テーマ:アメリカンフットボール - ジャンル:スポーツ

思い出 専修大学水球部
1993年~95年の2年半、
東京町田市で治療院を開いていました。
場所は、金井という町名で、
鶴川街道沿いにある深谷整形外科医院の上(2階)。
最寄り駅は、小田急線玉川学園前駅

部屋の貸し主である深谷整形外科深谷茂先生は、
スポーツドクターであり、
当時は日本サッカー協会横浜マリノス(横浜Fマリノス)
ドクターを務めていらっしゃり、                         ※1
また、比較的近くに国士舘大学(鶴川・多摩領キャンパス)、
日本体育大学(健志台キャンパス)、専修大学(生田キャンパス)など
スポーツの盛んな大学のキャンパスやグラウウンド、寮などがあり、
大学生も良く来院してきました。

その中に、専修大学水泳部で水球チームのキャプテンもいました。
今はもう名前は忘れてしまったが、
彼はよく腰痛あるいは腰に張りがあると言っては
しばしば治療に来ました。
私の治療を気に入ってくれたのか、
後輩を連れてくることもありました。

彼は4年のシーズンを終えても卒業せず、
1年留年して大学(チーム)に残り
                       ※2
当時の最強チーム日体大に勝って
大学リーグで優勝することに燃えていました。
身長が170cmくらいしかなかったし、
どれほどの選手なのか知らなかったが、
何時も身体から塩素の匂いがして、
長時間プールに入って練習していることが伺われました。
そんな努力が報われ、良い結果が出れば良いなと言う思いが、
私の中で自然に強くなっていきました。

水球の強い前橋商業高校のある群馬県出身者なので、
私も当時の水球会で日体大が如何に強いかは知っていました。
日体大は社会人チームもかなわない、
21年間も無敗で勝ち続ける絶対王者でした。

そんな日体大を、
彼の率いる専修大学は大学のリーグ戦において破り、
みごと優勝
しました。
驚くとともに、非常に感動した出来事でした。
そんな水球界のみならず、
スポーツ界の歴史に残る出来事を起こした選手をサポートできたことは、
大変感慨深い思い出です。

あれ、少し記憶が戻ってきた。
彼の名前は大坪君じゃなかったかな?
ご存知の方がいたら、コメントかメールいただけますか?


※1 当時は日本サッカー協会横浜マリノス(横浜Fマリノス)のドクターを務め

今もそうであるかは不明。


※2 4年のシーズンを終えても卒業せず、1年留年して大学(チーム)に残り

大坪貞雄君のお父様から連絡を頂きました。
私の記憶に誤りがあったので、
指摘していただいた部分を    で消した。
日体大の連勝をストップしてリーグ優勝を果たした後、
単位不足で留年したとのこと。
それだけ最終学年に賭けていたということでしょう。
(訂正と※2の記述は、2011年8月5日に行なった。)



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テーマ:水泳 - ジャンル:スポーツ

教えることと学ぶこと
先日、担当者の方と面談していたのだが、
今日メールが来て
群馬消防学校テーピングを教えることになった。
4月から8月まで、新人消防士達90名余りに
テーピング方法を教える。
90余名にテーピングを教えるなんて、                    ※1
我ながらチャレンジャーだと思う。

スポーツではないのだが、
かなりフィジカル(身体)的に激しい訓練を行なったり、
過酷な現場で働くことになる方々が対象なので、
役立つようなテーピングを教えていきたい。
これから、徐々に計画を練っていこう。


明日は休業日だが、
都内のピラティススタジオで体験レッスンを受ける。
2週間前に続いて2回目なのだが、
この2週間もほとんど体を動かしていない。
昨日ちょっと前回を思い出しながら
ピラティス(もどき)をやってみたので、
今日は少し体がほぐれているが、
今夜も少しやっておこう。
こんな付け焼き刃でなく、
毎日体を動かさねばと反省。



※1 一度に90余名にテーピングを教える

実は、3年前くらいに、
渋川市体育協会渋川支部において
テーピング講習会の講師を務めたことがある。
全く初心者ばかりで、時間は90分弱だったと思う。
申し込みそのものは90名を超えていたそうである。
当日は欠席者がいたので90名もいなかったが、
ざっと見たところ60名以上はいたように思う。
考えていた手(工夫)が功を奏して、
人数・時間の割には上手くいったと自負している。



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プロフィール

フィジカル系職人

Author:フィジカル系職人
職業:マッサージ・鍼治療院経営
   アスレティックトレーナー
生息地:群馬
本名:佐藤 暢彦

身体のこと、治療のこと、スポーツのこと、などなど。日頃考えていること、興味を持っていることについて、書いていきたいと思います。

このブログについて:更新作業は治療室内のMacで行なっていますので、早朝や深夜、休業日の木曜に更新されることは基本的にありません。



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