感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々
マッサージ師、鍼師であり、アスレティックトレーナーでもあるフィジカル系職人が、身体について、スポーツについて、その他よしなし事について綴る、教養系?ブログ
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トレーナーの目指すところ 2
前回と同じタイトルですが、
「トレーナーとして、何を目指して選手に関わるのか?」と言う意味で、
『トレーナーの目指すところ』を考えてみたいと思います。

私個人の考えですが、
トレーナーは、選手に自分の健康管理をできるようになってもらうことを
目指すべきだ
と思っています。

私たちアスレティックトレーナーの役割は、
スポーツ傷害予防、                                ※1
スポーツ傷害の認知と評価
スポーツ傷害の救急処置
アスレティックリハビリテーションリコンディショニング)、
コンディショニングトレーニング
指導相談などで、アスレティックトレーニングと総称されます。
これらは、選手との間で個別に行われることがほとんどです。
また、選手が行動の主体であるものが多いのです。

ですから、その具体的な中身について、
選手自身自分がどんな処置を受けたのか、
どんなプログラムで、どんなメニューを処方されたのか、
などを身をもって知る事ができます

また、トレーナーは、
何のために、何をする必要があるのかを説明したり、
選手の質問に答えたりすることで
選手に情報を与える機会を作れます


選手にアスレティックトレーニングの意味を伝え、
選手が主体的にアスレティックトレーニングに取り組んでくれることが、
その効果を最大にあげる方法であり、
トレーナーにとっての最も重要な仕事であると思います。
選手がスポーツ傷害を負ってしまったとしても、
その応急処置の仕方、
傷害の治癒過程での患部の管理の仕方やリハビリの段階の踏み方、
具体的なリハビリメニューの内容と組み方など、
リコンディショニングに必要な知識と技術を実体験して
自分のモノにできたら、
その選手はスポーツ外傷を負っても
自分で対処できる力を持った事になります。
しかし、漫然と医師や理学療法士トレーナーなどに任せきりにしたり、
その言うままにただ機械的にリハビリを行ったりしていたのでは、
また同じような機会がきた時に
自分で考えて判断する事も対処する事もできません。

また、アスレティックトレーニングで最も重要なのは、
傷害予防とその為のコンディショニングトレーニングだ思います

スポーツ傷害後に以下に適切な治療を受け、
適切なリハビリを行ったとしても、
貴重な時間や機会を奪われる事に違いはありません。
スポーツ傷害を予防でき、
良好なコンディションを維持できる事ができれば、
トレーニングを積み上げる事ができ、
貴重な機会を逃さずにチャレンジする事ができます。

アスレティックトレーナースポーツ傷害の予防のために
様々な情報を選手に送り続けなければ行けません
し、
選手はそれらの知識や考え方、技術を身につけていく事が、
最も選手自身にとって為になるということを知って欲しいと思います。
傷害予防や適切なコンディショニングトレーニングの方法は、
個々には難しいものはないので、
選手自身が自分の環境などに合うよう知恵を絞ってアレンジできるか、
習慣にできるかどうかが問題なのだ
と思います。


選手はアスレティックトレーニングの多くを理解し、
自分一人で方法や内容を考えたり判断したりし
実践できるようになります。
そうなれば、アスレティックトレーナー
その選手に付きっきりになったり
総てを指示したりする必要はありません。
理想的なアスレティックトレーナーと選手の関係は、
自立した選手のそばで見守る存在、
ここぞと言う時にサポートする伴走者のような存在
と言えるのではないかと思います


それはコーチと選手の関係と同じであるし、
教師と生徒の関係と同じと言っても良いでしょう。
究極の理想の選手像は、
アスレティックトレーナーのいらない選手と言えるかもしれません。


※1 スポーツ傷害予防

スポーツ傷害とは、
スポーツを行っている時に起こる(所謂)怪我のこと。
1回の瞬時の力で起こる外傷(骨折ねん挫肉離れ、等)と
何千回何万回という繰り返しの力で起こる傷害(骨膜炎滑液包炎、等)とに分けられ、
それぞれスポーツ外傷スポーツ傷害と呼ぶが、
急性外傷慢性外傷と呼ぶこともある。

スポーツ傷害の予防とは、
テーピングなどで関節等をあらかじめ保護することや、
トレーニングや試合の直後に関節や筋肉をアイシングすること、
熱中症予防のためのドリンク類の準備など。
地味ではあるが事前の体調チェック用具防具などの点検、
グラウンドの地面や芝などのコンディションや
危険物が落ちていないかの確認なども含まれる。
コーチや他のスタッフ、選手自身がチェックを受け持つ事はあるだろうが、
専属のアスレティックトレーナーであれば、
そうしたチェック項目を洗い出しておいて、
日頃から啓発しておくことは職務に含まれるであろう。


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プロフィール

フィジカル系職人

Author:フィジカル系職人
職業:マッサージ・鍼治療院経営
   アスレティックトレーナー
生息地:群馬
本名:佐藤 暢彦

身体のこと、治療のこと、スポーツのこと、などなど。日頃考えていること、興味を持っていることについて、書いていきたいと思います。

このブログについて:更新作業は治療室内のMacで行なっていますので、早朝や深夜、休業日の木曜に更新されることは基本的にありません。



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