感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々
マッサージ師、鍼師であり、アスレティックトレーナーでもあるフィジカル系職人が、身体について、スポーツについて、その他よしなし事について綴る、教養系?ブログ
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平成21年度日本体育協会公認アスレティックトレーナー研修会
2010年1月9日(土)~10日(日)の2日にわたって、
日本体育協会(JASA)の公認アスレティックトレーナー研修会に参加しました。
日本体育協会公認アスレティックトレーナーJASA-AT)については
以前に『日本体育協会公認アスレティックトレーナー』というエントリーを
設けて説明を書いています。

初日は昼から始まり、
『トレーニング科学』(筋機能に関する運動生理学的研究の流れと成果)、
 JASA-ATの現状と展望について(講演)、
 JASA-ATの活動形態別に問題等を話し合う分科会、
 アスレティックトレーナーの活用するテクニック別の分科会、
と言った内容で、全部で約6時間(休憩時間含む)の研修が行なわれました。
また、研修終了後には情報交換会(懇親会)が行なわれました(希望者のみ)。

第2日(最終日)は、
 風邪症候群・インフルエンザの予防対策について、
JASA-ATの資質向上ために』というテーマのシンポジウム、
という内容で時間(休憩時間含む)の研修が行なわれました。

全体をみると、
JASA-ATおよびJASA-AT制度のおかれている現状と課題、
今後のあり方や展望に関しての話が多く、
この資格・制度をスポーツ界のみならず社会的により認知させ浸透させ
真に発展させていくための方策を総合的に考えているのだな、
そしてその覚悟と行動を我々個々のJASA-ATに促しているのだと感じました。
日本でアスレティックトレーナー(いわゆるスポーツトレーナー)を認定する資格として
ONE&ONLYな存在であると自負しているが、                     ※1
現状はまだ資格や制度として確立した・完成したというよりも
世間一般的に認知されていないしまだまだ制度として未完成であるということでしょう。

中央スポーツ団体と地方(都道府県レベル・市町村レベル)スポーツ団体と間には     ※2
JASA-ATの認知度には大きな差があります。
競技種目の違いによる認識のさもあります。
そこには経済力の違いも関係していれば、
人材・マンパワーの違いも関係しているでしょう。
そのギャップをどのように埋めていくのかということも
大きな課題であると思います。

JASA-ATの将来に向けた改革としては、
具体的には、日本体育協会で行なわれるJASA-AT養成のコースでの
カリキュラムの大幅な時間増がその一つとしてあげられます。
さらに資格取得(登録)後も
その継続の為の義務研修が大幅に増やされる可能性が言及されました。
JASA-ATであるためには継続して勉強・研鑽し続けることが求められ、
そのことによって資格の信頼性をいっそう高めていくことは
大きな改革の柱と位置づけられそうです。

新年から身が引き締まる、しかしポジティブな将来展望がみられて
ためになる研修会でした。


※1 アスレティックトレーナーを認定する資格としてONE&ONLYな存在

医療資格(免許)や教員免許などのように、
国(省庁)が認定するアスレティックトレーナー資格は今のところ無い。
すべて民間の資格ということにはなるが、
JASA-AT日本体育協会という
学校体育以外のスポーツを推進・統括する為に作られた、極めて公益性の高い
しかも行政機関(補助金、職員の派遣等)や一般国民にも認知度の高い団体

による養成・公認資格なので団体としての信頼性が高いということと、
そして極めて厳格でバランスのとれたカリキュラムと検定試験制度を採っているので、
資格の信頼性も高い
ということ点で、
日本ではONE&ONLYな存在であると言って良いだろう。

他の団体の資格にも教育内容に良いものを持っているものもあるだろうが、
総合的には『資格』として考えるには内容や厳格性が足らないのではないだろうか。
スポーツトレーナー』と名付けられた『資格』というものには大したものは無く、
アスレティックトレーナー』という名称を覚えておくと良いと思う。
ただしJATAC(日本アスレチックトレーナーズ協会)というのもあり、
ちょっと紛らわしいのですが、
この協会(主に柔道整復師で作っている)およびこの協会公認アスレチックトレーナーは
日本体育協会および同協会公認アスレティックトレーナーとは一切関係ありません。


※2 JASA-ATの認知度の差

例えば日本サッカー協会に加盟しているJリーグでは、
加盟チームのトレーナーはJASA-ATであるこを義務づけていたかと記憶している。
特に試合のベンチに入れるトレーナーはJASA-ATだけである。
また、日本サッカー協会
各カテゴリーの代表(日本代表および年代別代表)に帯同するトレーナーは
JASA-ATでなくてはならないと決めている。
このように各競技団体の代表チームのトレーナーは、
JASA-ATである率が高い。
国体では日本体育協会からは各都道府県チームのトレーナーに
JASA-ATを使うよう指導(要請?)しているが、
実際には指導(要請?)どおりになっていないケースが少なくない。
もちろん、各都道府県体協や各都道府県内の競技団体には
トレーナー自体を雇う経済的余裕がなかったり、
無償であっても協力してもらえる人材を備えていなかったりするところが
(そもそもそんなコネもそんな発想も無かったりするところが)
まだまだ多いらしい。


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Author:フィジカル系職人
職業:マッサージ・鍼治療院経営
   アスレティックトレーナー
生息地:群馬
本名:佐藤 暢彦

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