感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々
マッサージ師、鍼師であり、アスレティックトレーナーでもあるフィジカル系職人が、身体について、スポーツについて、その他よしなし事について綴る、教養系?ブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

遊びの大切さ 外反(扁平)足の男の子
うちの最も年少のクライアントは小1のY.Kちゃんです。

Y.Kちゃんのおばあさんが、
整形外科で『外反足首病』と言われ、                ※1
どんな運動をさせたら良いのかと
相談してきた事がきっかけでした。

『外反足首病』と言う語は聞いた事がなかったのですが、
子供に多い外反(扁平)足のことだろうと考えました。
おばあさんは、Y.Kちゃんが「運動が苦手」で
「運動嫌い」なのでどうしたら良いのかともおっしゃっていました。

私は、まだ小さい子供の場合、
足の筋肉等が発達して外反(扁平)が軽減する可能性があるので、
適切な運動を行なわせることがまず大切で、
そんなに心配する事はないだろうと伝えました。
また、子供というのはリハビリや運動処方で
大人にやらせる様な"◯◯の為の運動”といった型にはまった運動は
やらせることは無理である、
本来子供は楽しい遊びであれば身体を使った運動も大好きになることを
お伝えしました。
つまり、こちら(大人側)は足の筋や関節の発達を促す様な内容を
"楽しい”遊びとして子供に与えれば、
外反(扁平)足を矯正する様な運動を
Y.Kちゃんにもさせる事が出来るであろうと言う見通しを話しました。

そして、結局そのような運動を考え与える役割を
私が引き受ける事になりました。


私が与えている運動の内容は、
体幹部の発達を促す運動、
股関節の運動、
足部の運動、
それらが統合された運動で構成されています。

例えば、マット上で転がったり、
バランスボールなどで遊んだり、
はいはいしたり、
膝の上に直立して歩いたり、
踵を挙げてつま先立ちで歩いたり、
片脚立ちでバランスをとったり、
ケンケンや両足とびをしたり、
そんなことです。

今年最初の回では、
ボール(ソフトギムニク)を投げ落として空中で蹴る遊びをしたところ、
タイミングを合わせられず足の甲で蹴れなかったので、
こちらの投げたボールを両手でキャッチしてから
両手で投げ返す遊びをしてもらいました。              ※2
Y.Kちゃんがボールを両手で投げ返す時、
膝が伸び切ったままで上手く投げられなかったので、
膝の屈伸を使って投げることを教えたら、
10球程でも見違えて上手になりました。
(この技術が一度で定着するとは限りませんが。)

そんな程度の運動内容だったりします。
それでも、Y.Kちゃんが楽しみながら変わってくれる事に
大きな意義があると思っています。
このエピソードでわかるように、
Y.Kちゃんはとても運動経験が少なかったのです。
だから運動技能が拙いのです。
そして運動する意欲が育ちにくかったのです。
私はそこを変える事が、
外反(扁平)足にのみ着目して運動処方するよりも
とても大事な事だと思っています。

週1回ずつやり3ヶ月目に入りましたが、
スイミングでバタ足が上達したり、
走ることや運動全体に自信が出てきて、
前よりも身体を動かすようになったそうです。
肝心な外反(扁平)足は、
もちろんそんな短期間で大きな変化はありませんし、
効果を急いで求める必要もありません。
うちに通う日以外でも、
おばあちゃんと一緒に"遊んでいる”ということに
価値があると思っています。


Y.Kちゃんは、私がテーピングした最年少者でもあります。
運動前に足にテーピングをして、
運動中過度に外反しないように制限しています。
小さい子供なのですぐに「テープを貼ったところが痛い」と言いますから、
痛く無いように確認しながら出来るだけ軽く弱く、
それでいて効果があるようにテーピングします。
一度でOKが出る事はなく、
いつも2~3度やり直ししないとテーピングが完成しません。

まだ、ジャンプなどの足に強い力がかかる運動は、
時々痛そうにする事があるので、
しばらくはテーピングの補助はかかせません。



※1 外反足首病

やはり、正式にはこんな病名はありません。
最初にかかった整形外科の先生の造語?かと思われます。
1月最初の運動の時、違う整形外科で指摘されたそうです。
外反足や外反扁平足と呼ぶ事が一般的だと思います。


※2 足の甲で蹴れなかったので~してもらいました。

ボールの空中で動き(軌道)に慣れてもらう意図もある。
足の甲で蹴るのは、片足での支持力アップや、
ボールを蹴る時の足の甲の感覚を覚えてもらいたかったから。





↓この記事に共感したり役立つと思った方は、クリックにご協力ください

スポンサーサイト

テーマ:こどもの病気 - ジャンル:育児

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://bodyi.blog17.fc2.com/tb.php/175-16c4be36
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめteみた.【遊びの大切さ 外反(扁平)足の男の子】

うちの最も年少のクライアントは小1のY.Kちゃんです。Y.Kちゃんのおばあさんが、整形外科で『外反足首病』と言われ、                ※1どんな運動をさせたら良いのかと相談してきた事がきっかけでした。『外反足首病』と言う語は聞いた事がなかったの... まとめwoネタ速suru【2012/04/02 09:50】

まとめteみた.【遊びの大切さ 外反(扁平)足の男の子】

うちの最も年少のクライアントは小1のY.Kちゃんです。Y.Kちゃんのおばあさんが、整形外科で『外反足首病』と言われ、                ※1どんな運動をさせたら良いのかと相談してきた事がきっかけでした。『外反足首病』と言う語は聞いた事がなかったの... まとめwoネタ速suru【2012/04/02 09:50】

FC2カウンター



プロフィール

フィジカル系職人

Author:フィジカル系職人
職業:マッサージ・鍼治療院経営
   アスレティックトレーナー
生息地:群馬
本名:佐藤 暢彦

身体のこと、治療のこと、スポーツのこと、などなど。日頃考えていること、興味を持っていることについて、書いていきたいと思います。

このブログについて:更新作業は治療室内のMacで行なっていますので、早朝や深夜、休業日の木曜に更新されることは基本的にありません。



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QRコード





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。