感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々
マッサージ師、鍼師であり、アスレティックトレーナーでもあるフィジカル系職人が、身体について、スポーツについて、その他よしなし事について綴る、教養系?ブログ
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群馬スポーツサイエンス研究会 2008年度9月定例会
一昨日の木曜日の夜(19:30~21:00)、
群馬大学教育学部第一会議室で、
群馬スポーツサイエンス研究会の9月定例会が開かれました。

今回は、石北医院(渋川市)院長の石北敏一先生
(医学博士/群馬大学大学院医学系非常勤講師)による
スポーツ指導に必要な医学的知識」と題した講演が
行なわれました。


講演の内容は、
健康の定義からスポーツ・運動の効果、
スポーツ指導のあり方、
発育発達期や老化期の身体的特徴・身体機能の変化、
スポーツ活動で発生する障害(※1)と救急処置など

幅広くわかりやすく解説して下さった。

スポーツによる障害(※1)については、
内科的な障害急性障害(突然死、熱中症)
慢性障害(貧血、オーバートレーニング症候群)に分けて解説し、
また外科・整形外科的な外傷・障害(※2)について例を上げて
説明していただいた。
救急処置も、心肺蘇生法AEDの使用法、
外科的処置としてRICE処置の説明もあった。
スポーツによる障害を如何に防ぐか?どう対処すべきか?
そうしたことまでチャートなどを利用して
わかりやすく詳しく話されていた。


全体を通して、
スポーツによる障害(※1)で命を落としたり、
障害が起こったりすることを、
できるだけ防ぎたいと言う想いや、
人として生きることにおける健康の意味や
スポーツの意味から考えを致し、
スポーツ指導のあり方を問い直そうとする想いが感じられた。
その一方で、
単に勝利だけを追い求めるスポーツ指導の浅薄さが、
対極として浮かび上がってくる
ように思えた。

思想・哲学無きスポーツ指導論・技術論が
現代は如何に跋扈していることか。
講演最後で、石北先生が
『スポーツに怪我はつきもの』というのは間違いである。」という
趣旨のお話で締めくくられたことが深く印象に残った。


※1  スポーツ活動で発生する障害/スポーツによる障害
 「スポーツ活動で発生する障害」や「スポーツによる障害」と書いたのは、整形外科的な用語の
スポーツ障害」と区別するためで、スポーツをすることによって起こる内科的な障害や外科的な
怪我や「スポーツ外傷・障害」を含むすべての障害のこと。

※2 スポーツ外傷・障害
 スポーツ外傷は、一度の力で瞬間的に起こる怪我のこと。スポーツ傷害は、何千何万回という繰
り返される力によって起こる慢性的な怪我で、いわゆる「使いすぎ症候群」がこれに該当する。
 スポーツ医学者の中には、この両者はともに「外傷」であるから、スポーツ外傷を「急性外傷」、スポーツ障害を「慢性外傷」と呼ぶことを提唱している方もいる。


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フィジカル系職人

Author:フィジカル系職人
職業:マッサージ・鍼治療院経営
   アスレティックトレーナー
生息地:群馬
本名:佐藤 暢彦

身体のこと、治療のこと、スポーツのこと、などなど。日頃考えていること、興味を持っていることについて、書いていきたいと思います。

このブログについて:更新作業は治療室内のMacで行なっていますので、早朝や深夜、休業日の木曜に更新されることは基本的にありません。



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