感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々
マッサージ師、鍼師であり、アスレティックトレーナーでもあるフィジカル系職人が、身体について、スポーツについて、その他よしなし事について綴る、教養系?ブログ
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群馬スポーツサイエンス研究会 11月定例会
去る6日(木)、群馬スポーツサイエンス研究会の11月定例会に参加しました。

今回のテーマは「ビジュアルトレーニング」。
講師は、群馬県立渋川清翠高校サッカー部監督の小林先生。

小林先生は、実は私の高校・大学での陸上部の先輩である
征矢英昭(そや ひであき)筑波大学大学院准教授(運動生化学)
の妹さんのご主人です。

1992年に参加した第12回サッカー医・科学研究会(※1)の報告書に、
小林先生の論文が掲載されていました。(※2)
同じ群馬県にこんな方がいたのかと、何とはなしに覚えていました。

数年後、筑波大学で開かれたトレーニング科学研究会(※3)に参加した時、
学食で昼食を食べていると、
同じテーブルに(多分)3人の男性が座りました。
聞くとはなしに聞こえてくる会話から、
その中の一人が、サッカー医・科学研究会で論文を発表した
小林先生であるらしいことに気付きました。
早速話しかけてみると、やはりそうでした。

この時いろいろ話していくうちに、
二人とも征矢先生と密接な関係にあることがわかり、
また、小林先生は指導者として、私はアスレティックトレーナーとして、
サッカーに関わっているという共通点もあり、
当時小林先生が監督を務めていた群馬県立渋川高校サッカー部に
アスレティックトレーナーとして協力していくことに決まりました。
こうして、小林先生が転任をするまでの数年間、
サッカー部のお手伝いをさせていただきました。。

今回の講演は、
ビジュアルトレーニングの理論といくつかの方法の体験と実演見学、
質疑応答という内容でした

実際に具体的な項目として、
二人組になって手指を使った
 『眼と手の協応動作』や『周辺視野』や『瞬間視』のテスト/トレーニング、
紙(今回はA4サイズ)をマス目で区切り
 アルファベットを数字やランダムに記入したものを使って、
 『眼球運動』や『周辺視野』や『眼と手の協応動作』のテスト/トレーニング、
を体験しました。
ゲームのような感覚で、自然に真剣になって楽しめる内容でした。
そして、数字や簡単な計算式の書かれた手作りのカードを使った、
周辺視野』や『眼と手(足)の協応動作』のトレーニングの実演を見ました。
この中には、簡単な足し算引き算の計算を伴うものもありました。

その後の質疑応答では、小林先生の専門である
サッカーのプレーに即した実例の説明などもありました。
やはりビジュアルトレーニングだけでは、
ボールゲームなどの個々の競技のパフォーマンスを上げることはできず、
如何にそれぞれの競技のトレーニングに融合させるかが
重要である
ということです。

おそらく、アスレティックトレーナーのための
ビジュアルトレーニングもあり得るだろうと思います。
何を視るのか、何に着目して視るのか、
何を基準としてどんな変化を見るのか、
視点がわかっていたとしても、
特に人の動作を視るためには
トレーニングと言うか慣れが必要です。

高価なビジュアルトレーニング専門の機器などを購入しなくとも、
如何に安価で有効な方法を考えるか
アイディア勝負だという小林先生のお話に共感しました。

学生時代に「身体運動学」(バイオメカニクス)実習で教わった
櫻井隆志(育英短期大学:当時)先生も、
今日的なアスレティックトレーナー教育の先駆けで、
傷害予防やリハビリの為の身体形態・機能の測定・評価に詳しい
山本利春国際武道大学教授も、
高価な機器がなくとも身の回りにある道具などで
アイディア次第で必要な測定などを行うことができると
おっしゃっていたことを思い出します。

この一回だけではもったいない講演であったと思います。


※1 サッカー医・科学研究会
 1980年代から2000年代始めまで開かれていた
 サッカーに関する多方面の研究(者)が集った研究会。
 現在は開かれていないが、
 ラグビー、アメリカンフットボールの研究者と合同で設立された
 日本フットボール学会がその役割を受け継いだと言える!?
 (サッカー医・科学研究会と日本フットボール学会

※2  第12回サッカー医・科学研究会報告書に掲載された小林先生の論文
『高校サッカー部員の体格、筋力、無酸素パワー
  および最大酸素摂取量について』
小林先生を筆頭者に、他5名の共著となっている。

※3 トレーニング科学研究会
現在の日本トレーニング科学会の前身。


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Author:フィジカル系職人
職業:マッサージ・鍼治療院経営
   アスレティックトレーナー
生息地:群馬
本名:佐藤 暢彦

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