感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々
マッサージ師、鍼師であり、アスレティックトレーナーでもあるフィジカル系職人が、身体について、スポーツについて、その他よしなし事について綴る、教養系?ブログ
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ケニア人ランナーの身体の特徴
前回は、世界一流ランナーの筋肉の『質』について
感じていることを書きました。
ワンジル選手の筋肉も、特殊ではないと
私は信じています。

では、日本人ランナーと違っているところはないのか?
違っているとしたら何が違うのか?

これについては、ケニア人ランナ-を観たことがある人なら、
想像できる範囲のことではありますが、
やはり、筋肉の付き方が違う、体型が違うと言うことは、
はっきりとした特徴と断言できるでしょう。

日本人ランナーに比べて、
ワンジル選手始めケニア人ランナーは、
肩や臀部や太腿の付け根、体幹の筋肉にボリュームがあります
。         ※1
つまりは、そうした部位の筋をよく使って走っているということです。
これらの部位をマッサージすると、
表層の大きな筋は、割合に短時間で柔らかくほぐれてきます。
ただし、深層の小さい筋群は、硬くなっていると、               ※2
そう簡単にはほぐれないこともあります。

一方、膝下(下腿)や肘から先(前腕)は細く長い形状をしています
こうした筋の付き方、身体の形状の特徴は、
股関節や肩などの大きな筋力を発揮できる部位で、
ランニングの為のより大きなパワーを生み出し

体幹はしっかりとした筋により安定性が高く
それによって股関節と肩のパワーを上肢・下肢の間や
地面と身体重心の間で効率よく伝えることができ、
膝や肘の先は長く軽量化することで、
脚の先端の回転スピードやパワーを上げやすくなってます

つまり、このようなケニア人ランナーの身体の形状は、
エネルギー効率のよいランニングを可能にする特徴をもっていると言えます。


※1 臀部の筋
臀部(お尻)の筋とは、表現を変えれば股関節の後方にある筋群のことで、
股関節の伸展、外転などランニングにとって最重要な働きをする。


※2 深層の小さい筋群
股関節の後部には梨状筋など、小さいが大切な働きをしている筋群がある
これらの筋は、全て股関節の外旋運動を担っている。
これらの筋が疲労などで硬く短縮すると、
股関節は外旋したままで、内旋しづらくなる

つまり、つま先・膝が外向きのままになりやすい。
仰向けに寝て脱力した時、つま先が外に開き、
座って脱力した時、膝から外向きに開きやすくなる。
これは、良い兆候ではない。


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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント
こんにちは
こんにちは。突然のコメントすみません。体を動かすことの大切さや楽しさを伝えようと「フィットネスの勧め」というサイトを立ち上げています。
内容は、ヨガ、エアロ、バレエ、ボクササイズなどのスタジオレッスンを始め、自重、ダンベル、バーベル、チューブ、バランスボールなどを用いた筋トレ、ストレッチポールやフレックスクッションをコンディショニング、またはバランスボールやバランスディスクを用いたバランストレーニングなどをイラストや動画を用いて解説しています。
 また、「身体に関して」の項を設け、筋肉、骨、靭帯、神経、循環器系などについての解説も掲載しています。
よろしければ暇なときにでも見てください。
http://www.i-l-fitness-jp.com/
このようなコメント、失礼に感じたら大変申し訳なく思います。
※重複してコメントしないように注意していますが、もし重複してコメントしているようであれば、その時はその失礼お許しください。
【2012/01/08 00:47】 URL | フィットネス #- [ 編集]

Re: こんにちは
コメントを寄せて頂き、ありがとうございます。

早速、「チラ見」程度ですが、サイトを拝見させて頂きました。
大変な労作だと感じ入りました。
今後、じっくりと拝見させて頂きたいと思います。

一言意見を言わせて頂ければ、語句解説の「アウターマッスル」「インナーマッスル」について
英語表記を添えていますが、私の観る限り欧米では”outer muscle””innner muscle”と言う語は
ほとんど使われていません。ある具体的な部位に関して、比較の意味でouter、innnerと便宜的に
呼ぶことはあっても、日本でのように「定義された」一般用語として使われる事はほとんど無い
ようです。 
日本では、肩や股関節のような大関節の運動を司る筋群を分ける用法と、体幹部の筋群を分ける
用法とがゴッチャになっていますから、人によって定義が異なるのも無理もない事だと思います。
欧米(アメリカ?)では、前者の用法では具体的な筋名(ローテーターカフ等)を挙げて話すで
しょうし、後者の用法では"core"”inner unit”などが日本で言う「インナーマッスル」について使
われるkey wordであるように思います。

何が言いたいかと言うと、アウターマッスル/インナーマッスルは和製英語と考え、英語表記は
しない方が良いのではないかと思います。
(このQ&Aは、面白いですよ。
 http://www.askscooby.com/bulking-up-and-gaining-muscle/outer-muscle-or-inner-muscle/
【2012/01/09 19:29】 URL | フィジカル系職人 #- [ 編集]


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フィジカル系職人

Author:フィジカル系職人
職業:マッサージ・鍼治療院経営
   アスレティックトレーナー
生息地:群馬
本名:佐藤 暢彦

身体のこと、治療のこと、スポーツのこと、などなど。日頃考えていること、興味を持っていることについて、書いていきたいと思います。

このブログについて:更新作業は治療室内のMacで行なっていますので、早朝や深夜、休業日の木曜に更新されることは基本的にありません。



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