感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々
マッサージ師、鍼師であり、アスレティックトレーナーでもあるフィジカル系職人が、身体について、スポーツについて、その他よしなし事について綴る、教養系?ブログ
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中殿筋・梨状筋 2 (腰痛に対するマッサージ)
(作業ミスにより2009年4月21日にアップした本エントリーは同25日消失しました。
今後少しずつ元に近い形で復元・修正していく予定です。 4/25)


中殿筋・梨状筋

梨状筋は、深部にある小さな筋で力も小さく、
梨状筋だけで脚を外旋させたり外転させることはないと考えます。
他の浅層にある大きな筋(大殿筋・中殿筋縫工筋など)の働きを
助ける役割を果たしていると考えられます。
具体的には、浅層の大筋群が股関節を動かす時に、
大腿骨頭寛骨臼に引きつけ
保持する働きをします。
関節の運動軸を保持することで、
大きな力の出せる筋の働きを補助している
と考えられます。

円を描く時に使うコンパスを例に説明すると、
コンパスの軸となる脚が動いてしまうと円が上手く書けず、
描く円の形がゆがんでしまいます。
コンパスの軸になる脚の先端の針(大腿骨頭)を、
円の中心(寛骨臼)に固定してずれないようにすれば、
もう一方の脚の先の鉛筆で奇麗な円が描くことが可能になります

この例で言えば、
コンパスの先を回す指先が大腿を動かす大筋群(大殿筋・中殿筋・大腿直筋など)であり、
針先(大腿骨頭)を円の中心(寛骨臼)に固定してずれないようにしているのが、
梨状筋(+深層の小さな筋群)ということになります。

上記の働きをする深層の小さな筋群と言うのは、
梨状筋の他、上双子筋内閉鎖筋下双子筋大腿方形筋外閉鎖筋の諸筋であり、
深層外旋六筋とまとめて言われることも多いです。
その役割からみて、
肩関節における回旋筋腱板に      ※1
対比することができそうです。


次回は、梨状筋に関連して重要な
梨状筋症候群という疾患について書く予定です。


※1 肩回旋筋腱板(ローテーターカフ)

  ローテーターカフを構成する筋

臀部(股関節後部)にある深層外旋六筋と対比させたので、
肩回旋筋腱板(ローテーターカフ)も棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋を
まとめて呼ぶ呼び方と思われるかもしれないし、
最近はそのように書いているサイトや書物が多いが、
それならば肩回旋筋と呼べば良い。

しかし、解剖書などを読んでも、
肩回旋筋腱板(ローテーターカフ)は
この4筋そのものの呼び方ではない。
4筋の腱は合流してでほとんど一体となり、
肩関節の関節包に入り込んで、
言わば関節包の一部をなして補強している。
これを肩回旋筋腱板(ローテーターカフ)と呼ぶ。
それ故、これら4筋を呼ぶのに「ローテーターカフ筋」「腱板筋」などという
記述も見られる。


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Author:フィジカル系職人
職業:マッサージ・鍼治療院経営
   アスレティックトレーナー
生息地:群馬
本名:佐藤 暢彦

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このブログについて:更新作業は治療室内のMacで行なっていますので、早朝や深夜、休業日の木曜に更新されることは基本的にありません。



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