感覚派アスレティックトレーナー  身体と会話する日々
マッサージ師、鍼師であり、アスレティックトレーナーでもあるフィジカル系職人が、身体について、スポーツについて、その他よしなし事について綴る、教養系?ブログ
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自原抑制と相反抑制について
前回説明できなかった自原抑制と相反抑制について
今回は簡単な説明をしておこうと思います。

自原抑制自己抑制)というのは、
筋が収縮した直後に弛緩(リラックス)するように働く抑制のことです。
大きな力で収縮した(より多くの筋線維が収縮した)後ほど
大きな抑制が働いて弛緩(リラックス)の程度も大きくなります

このことを指して、「筋は、最大収縮後に、最大弛緩する」などと
格言めいて言われています。

相反抑制というのは、
ある筋が収縮する時に、その筋の拮抗筋が抑制されることを言います。
例えば、膝を伸ばす時、大腿四頭筋収縮しますが、
その時同時に拮抗筋であるハムストリング(大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋)は
弛緩(リラックス)するので膝を伸ばし易くなります。

自原抑制も相反抑制も、脊髄内での「反射」によって起こります。
反射で起こるから、自分の意志とは関わりなく起こります
意識しなくても使えることは、実際の身体活動には有利です。

また、これらの抑制は意志によって抑えることができるので、
持続して大きな力を発揮し続けたい時などは
自原抑制を抑制して意識的に筋収縮を持続することができますし、
相反抑制を抑制して拮抗筋同士の関係にある膝の伸筋と屈筋を同時に収縮させることで
膝周りを固めて脚を棒のように突っ張って使うこともできます。

私の経験から、ストレッチングに自原抑制や相反抑制を利用したい時は、
ストレッチング前のエクササイズにおける筋の収縮は、
何秒間か持続させた方がその後に得られる筋のリラクセーション効果が高くなります

また、エクササイズの負荷の強度は、
最初の2~3回は全力の50%以下でも良いが、
痛みや違和感などを覚えない限りだんだん強度を上げ、            ※1
フォームが乱れない範囲での最大努力に近い負荷で行うようにするべきです。
さらに言うと、相反抑制による筋弛緩(リラクセーション)効果の方が
自原抑制によるものよりも大きい
ことも付け加えておきます。


※1 全力の50%以下/強度
ここで言う強度は、客観的に計測された強度ではなく、
エクササイズする本人の主観的な努力感を指標とすれば良い


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Author:フィジカル系職人
職業:マッサージ・鍼治療院経営
   アスレティックトレーナー
生息地:群馬
本名:佐藤 暢彦

身体のこと、治療のこと、スポーツのこと、などなど。日頃考えていること、興味を持っていることについて、書いていきたいと思います。

このブログについて:更新作業は治療室内のMacで行なっていますので、早朝や深夜、休業日の木曜に更新されることは基本的にありません。



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